タレントの岡本夏生(50)が事故レベルの大暴走だ。レギュラー番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)を先月29日に電撃降板した後は音信不通となり“失踪”していた岡本が11日、都内で行われたトークイベントに突如、姿を現した。メディアの取材は不可とされた現場で飛び出したのは逆ギレの罵詈(ばり)雑言のオンパレード。これには温厚なふかわりょう(41)も「もう支えきれない!」と絶縁を通告。客席からブーイングが吹き荒れ、ふかわに土下座謝罪までさせた岡本の傍若無人過ぎる爆弾トークを緊急リポート!

「もうあなたを支えきれない!」とふかわが言えば、岡本も「このツーショットは今日が最後よ!」とやり返す。

 売り言葉に買い言葉。イベントは、舞台の幕が下ろされ中断する事態に陥るなど、最後まで大荒れとなった。

 不穏な空気はイベント開始前から漂っていた。 岡本は先月29日をもって「5時に――」を降板。その後ブログの更新は途絶え、コメント欄はファンからの生存確認であふれ返った。実際、岡本とは連絡がつかない状態で、本紙記者がケータイを鳴らしても「電源が入っておりません」とアナウンスが流れるだけだった。

 11~13日には同番組で共演した盟友のふかわとトークイベント「ふかわと夏生のガチンコ・スプリング~ガチハル!~」を行う予定だったが、音信不通のため、主催者サイドは岡本の欠席を想定。チケットの払い戻しを告知するなど対応に追われていたが…。

 ところが岡本は何の前触れもなく会場にやって来た。これにカンカンなのが主催者サイドだ。

「岡本さんは音信不通の理由について『携帯電話を紛失した』と言っているが、たとえそうだとしても、連絡を取る方法はいくらでもある。こっちは返金対応するなどバタバタ。自由気まま過ぎます」

 そんななか始まったトークイベント。昨年12月に行われた前回は、レオタードを着用するほどノリノリだった岡本だが、この日は黒のダウンジャケットにスエットパンツという普段着で、顔はほぼスッピンだった。

 台本では今年のこれまでの芸能ゴシップをブッタ斬ることになっていたが、岡本が真面目に答えたのは最初のベッキー(32)まで。続いて映し出された加藤紗里(25)の顔写真を見るや「なんでこんな女やるのよ。聞いていないわよ。打ち合わせしなさいよ」と激怒した。

 そうは言っても、本人がしばらく音沙汰なしだったのだからどうしようもない。それでも岡本は「そんなの関係ない」の一点張りで、これには温厚なふかわもイラッ。

「ここから2人のマジ喧嘩が始まりました。岡本さんの発言に、ふかわさんが『いや、それは違うって!』と制止するパターンがほとんど。あれはネタではなく、ガチンコでしたね」とは会場にいた本紙記者の知人だ。

「5時に――」の降板についても、岡本が番組プロデューサーとの“確執”をニオわせ、ふかわは「芸能界には定められた枠ってものがあるんですよ!」と反論していたという。

 異様だったのは、岡本の立ち位置。用意されたイスには座らず、ステージ上に敷かれたござの上であぐらをかきながらトークを展開。疑心暗鬼になっているのか、ござの上に数台のレコーダーを並べ、ふかわに「家で一字一句、文字を起こして出るとこ出るか、オイ!?」と“脅す”場面もあったという。

 あまりの不穏な空気に客席からは「2人とも冷静になれ」と大ブーイング。

「ギャラの話にもなって、岡本さんが『このイベントのギャラの取り分も聞いていない』『グッズの収益がいくらなのかも知らされていない』と不満を言いだし、ふかわさんは『結局お金の話か』と不快感をあらわにしていました。見ていて、ふかわさんがかわいそうで仕方がありませんでした」(同)

 最後は、とうとうふかわもサジを投げ「自分と同じニオイを感じて好きでしたけど、もうあなたを支えることはできません」と決別宣言。これに岡本も「今日であんたと会うのは最後。このツーショットは見納めよ!」と返し、イベントはかみ合うことなく終了した。

「ギャラの話なんかは、お客さんに聞かせる話ではない。ふかわさんは客席に土下座してわびていました。岡本さんはイベントタイトルを引き合いに出し『これがガチンコなんだよ』と叫んでいましたね」(同)

 イベント終了後、主催者からは12~13日の岡本の出演取りやめが発表された。その理由については「本日の公演を踏まえまして」とだけ説明された。岡本は知人女性と港区白金の飲食店で食事をし、その後歩いて帰路に就いた。