米人気ユーチューバーのジェイク・ポール(25)が、世界最大の格闘技団体、米「UFC」のダナ・ホワイト代表をディスりまくっている。

 かねてUFCファイターの低賃金を訴えて、ホワイト代表を罵倒してきたジェイク。先日はホワイト代表とUFCの稼ぎ頭となった選手に向けた「ディストラック(他人を侮辱する曲)」を発表した。

 映像では、傷を負った選手が苦悶の表情でストレッチャーで運ばれる一方で、美女を両脇にはべらせたホワイト代表とおぼしき人物が高圧的な振る舞いをする場面も。ラップに乗せて徹底的にこき下ろすジェイクが、ホワイト代表を成敗する映像が流れるなど過激なものとなっている。

 アイルランドメディア「パンディットアリーナ」によると「映像はホワイト氏をバカにした後、(元UFC2階級制覇王者の)コナー・マクレガーの不祥事の過去や(UFCで活躍する)ホルヘ・マスヴィダルやネイト・ディアスにも矛先が。そして音楽を切り『ダナ、ファイターにもっと給料を払え。医療費も出せよ、このクズ野郎』と言っている」と伝えた。

 さらに同メディアは「ジェイクは(米スポーツ専門局)ESPNに出演した際『本当にファイターのためなんだ。私は彼らがどれだけ一生懸命働いているか、どれだけ不当な扱いを受けているか、どれだけ低賃金かを見てきた』と自分の意図は純粋なものだと主張している」と〝聖戦〟であることを強調しているという。

 また米メディア「ミドルイージー」によるとジェイクは選手の救済のために「ファイターズ・ユニオンの設立を希望している」との情報も。一体、どうなってしまうのか。