ボートレース津の「中京スポーツ スプラッシュキング決定戦」は2日、すべての予選を終了。5日目の3日は、10~12Rで準優勝戦を行う。

 予選をトップで通過したのは柳沢一(40=愛知)。2位は鈴木勝博(38=愛知)と3日目終了時点の1、2位が入れ替わった。3位には4日目連勝で大幅なポイントの上積みを果たした河合佑樹(34=静岡)が入り、準優1号艇の最後のイスをつかんだ。

 河合は先月の尼崎「開設69周年記念」でGⅠ初制覇。近況の勢いもさることながら、2012年6月にデビュー初Vを飾り、通算3Vを誇る当地巧者でもある。今節は序盤からターン回りの課題を訴えていたが、スタート力と好展開をモノにしてきたあたりは水面相性の成せる業。懸案のターン回りも4日間の調整の甲斐があり、「足自体はもともと悪くないし、かかりも上向いたと思う。調整の方向性が見えてきた」と、態勢は整ってきた。準優10Rは気合の速攻で優出一番乗りを狙う。